ちびまる子ちゃん」でお馴染みのさくらももこ先生、皆さん知っていると思います。今回はちびまる子ちゃんだけじゃ勿体無い、ももこ先生の魅力が詰まった他のエッセイも紹介したいと思います。

こんな人にオススメ

  • ちびまる子ちゃんの世界観が好きな人
  • 面白い本を読みたいけど物語じゃ字が多くて大変
  • エッセイを読んだことがない人
  • 興味ない人

全員やないかーいって思った人、読者登録お願いします。

それくらいももこ先生のエッセイはおすすめです(他の方のエッセイは読んだことないですが)。

エッセイって? 

調べてみると、、、ふむふむなるほど。

「自由な形式で、気軽に自分の意見をまとめた散文/随筆/随想」とあります。多くの人は自分の経験から書いていることが多いようです。ブログも近いものを感じます。知らず知らずに僕が”エッセイ”をかいてたなんて感慨深いものがありますね、、(まだ2記事目)

もものかんずめ

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僕がももこ先生のエッセイを知ったきっかけの本で、シリーズとして他にもさるのこしかけたいのおかしらなど。他にもシリーズはあるがこの3作が代表的な作品だと言えます。

どんなエッセイ?

他のエッセイと違う点は、ももこ独特な世界観。この一言に尽きます。日常に起こる思わず脱力してしまうような笑い話が、自分のことなのにどこか客観視した口調で綴られているため(「ちびまる子ちゃん」のようにドライな視点なのだ)、共感もできる。自分の知らない面白話と共感を一度に味わえると言うしろものです。

すぐさま友人に話したところ、

「二十匹のスズムシが二千匹になるって、あんたねえ、”バクダンあられ”じゃあるまいし誇張するのもいい加減にしてよ。沢山いるように見えてもせいぜい五百か六百よ」

と反論された。そのうえ”五百か六百よ”のあとに”アンタの話はウソ八百”とまで罵られた私は、軽い逆上を覚えながらなんとかして、ざわざわと蠢くその虫の数を出して汚名を晴らしたいと思っていた。数えてみたらきっと二千はいるに違いないのだ。動くから数えられないのだ。いっぺん熱湯に浸けて動かなくなったところを数えたいという衝動に何度かられたことであろう。その衝動をようやく抑えた私は、死ぬほど考えたあげくに「スズムシ算」というものを考え出した。

 これは近所からもらってきた鈴虫がきっかけで、スズムシ算という学問を作り出したという話です。「昆虫は宇宙からやってきたのである」という仮説を信じているという話から始まり、もらってくるための容器は”日清ヤキソバ『UFO』”でなくていいのかという不安を抱えながらも、「天文学的数値」のスズムシの繁殖に成功して、引用につながります。とゆうような馬鹿馬鹿しくも読みたくなる話が集まったエッセイです。

まとめ

今回紹介したももこ先生のエッセイ。個人的にすごく好きな作品だ。まだ文章力もないため、文の書き方が引っ張られてしまう。語尾が統一できてないのもその影響だ。かわいいなと思いながら温かい目で見てもらいたい。今回紹介したもものかんづめなどのエッセイたち。特徴的な挿絵も好きなポイント。

 

もものかんづめ (集英社文庫)

もものかんづめ (集英社文庫)

 

 

さるのこしかけ (集英社文庫)

さるのこしかけ (集英社文庫)

 

 

 気になったので次はバクダンあられのことを話したいと思う